ソーダストリームで強炭酸は何回押す?1本で何回分作れる?
「ソーダストリームで強炭酸を作りたいけど、何回ボタンを押せばいいの?」
「ガスシリンダー1本で何回分作れるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
公式サイトには「60Lで60本作れる」と書いてありますが、実際に強炭酸を作ると全然その本数にならないという声も多く聞かれます。
プッシュ回数も「3~4回」など曖昧な情報が多く、結局どうすればいいのか分からないですよね。
この記事では、ソーダストリーム歴8年の筆者が、実際に計測した結果をもとに、強炭酸の作り方とガスシリンダーの持ち具合を徹底解説します。
機種別の最適プッシュ回数、実際に作れる本数、そしてガスを無駄にしない節約テクニックまで、すべてお伝えします。
- 機種別・ボトルサイズ別の最適プッシュ回数
- ガスシリンダー1本で強炭酸が実際に何本作れるか
- 「プス」音の正体と活用方法
- 市販の強炭酸水レベルを再現する具体的な方法
- 強炭酸が作れない7つの原因と解決策
- ガスを30%節約する実践テクニック
- 用途別(ハイボール・レモンサワー等)の最適プッシュ回数
- 強炭酸1本あたりの実コスト
結論から言うと、手動モデルで1Lボトルなら4~5回、500mlボトルなら3~4回のプッシュが最適です。
ガスシリンダー1本で強炭酸は約20~25本作れます(公式の1/3程度)。
ただし、水温管理などのテクニックを使えば30本近くまで増やせます。
それでは詳しく見ていきましょう。
まずはソーダストリームを見てみたい方はこちらから♪
【結論】強炭酸は何回押せばいい?機種別プッシュ回数一覧
最初に結論をお伝えします。
以下が機種別・ボトルサイズ別の最適プッシュ回数です。
手動モデル(Gaia/Spirit/TERRA/ART/DUO/enso)のプッシュ回数
手動モデルは自分でボタンを押して炭酸の量を調整するタイプです。
1Lボトルの場合:4~5回
推奨プッシュ回数: 4~5回(各1秒ずつ、間隔3秒)
手順
- 1回目プッシュ(1秒)→3秒待つ
- 2回目プッシュ(1秒)→3秒待つ
- 3回目プッシュ(1秒)→「ブー」という音が鳴る
- 4回目プッシュ(1秒)→「プス」という音が鳴る ← ここが重要
- 5回目プッシュ(1秒)→もう一度「プス」音
「プス」音が2回鳴ったら強炭酸の完成です。
500mlボトルの場合:3~4回
推奨プッシュ回数: 3~4回(各1秒ずつ、間隔3秒)
500mlボトルは水量が少ないため、1Lボトルより1回少なくてOKです。
手順
- 1回目プッシュ(1秒)→3秒待つ
- 2回目プッシュ(1秒)→「ブー」という音が鳴る
- 3回目プッシュ(1秒)→「プス」という音が鳴る
- 4回目プッシュ(1秒)→もう一度「プス」音(任意)
「プス」音との関係
「プス」音とは、炭酸ガスが水に溶けきれず、余分なガスが抜ける音です。
この音が鳴ると「炭酸が飽和状態に近い」というサインになります。
- 1回目の「プス」音: 標準的な強炭酸
- 2回目の「プス」音: かなり強い炭酸
- 3回目以降: 超強炭酸ですが、ガスの無駄が多い
電動モデル(E-TERRA/SOURCE POWER)のプッシュ回数
電動モデルは「弱・中・強」ボタンで自動的に炭酸を注入します。
自動設定の強度
「強」ボタンの場合: 自動で6回ガスが注入されます。
電動モデルの「強」は、手動の4~5回プッシュとほぼ同等の炭酸強度になります。
- 自動で止まるので失敗しにくい
- 炭酸の強さが安定している
- 手動より若干ガス消費量が多い
追加プッシュの可否
電動モデルでも、「強」ボタンを押した後にもう一度「強」ボタンを押すことで、さらに強い炭酸にできます。
押しすぎると水が溢れる可能性があるため、1回の追加までにしましょう。
プッシュ回数の見極め方3つのポイント
音で判断する方法
最も確実な方法です。
- 「シュー」という音: ガスが注入されている音(正常)
- 「ブー」という音: 炭酸が入り始めた合図
- 「プス」という音: 炭酸が飽和状態に近い合図 ← これを目安に
「プス」音が2回鳴ったら止める。これが最も効率的です。
泡で判断する方法
専用ボトルの中を見ると、細かい泡が立ち上がります。
- 少ない泡: まだ炭酸が足りない
- 全体に細かい泡: 十分な炭酸
- 大きな泡が激しく: 炭酸が飽和状態
時間で判断する方法
音が聞こえにくい環境の場合は、時間で管理します。
- 1Lボトル: 1秒プッシュ×5回(間隔3秒)= 約20秒
- 500mlボトル: 1秒プッシュ×4回(間隔3秒)= 約15秒
ガスシリンダー1本で強炭酸は何回分作れる?
「60Lで60本」という公式の数字は、実は微炭酸(1~2回プッシュ)で作った場合の理論値です。
強炭酸を作ると、実際はもっと少なくなります。
60Lシリンダーの作成可能本数
ここでは60Lガスシリンダー(最も一般的)の実際の作成可能本数をご紹介します。
強炭酸
- ガスシリンダー内容量: 約400g
- 強炭酸1本あたりのガス消費量: 約15~20g
- 計算: 400g ÷ 18g = 約22本
中炭酸
- 中炭酸1本あたりのガス消費量: 約8~10g
- 計算: 400g ÷ 9g = 約44本
微炭酸
- 微炭酸1本あたりのガス消費量: 約5~7g
- 計算: 400g ÷ 6g = 約67本
これが公式の「60L」の根拠です。
筆者の使用記録
筆者が実際に3ヶ月間、毎日記録したデータをご紹介します。
1日1本(強炭酸)の場合:約3週間
使用条件は以下になります。
- モデル: ジェネシス
- ボトルサイズ: 1L
- プッシュ回数: 5回(プス音2回)
- 水温: 冷蔵庫で冷やした水(約5℃)
- 作成可能本数: 23本
- 使用期間: 23日(約3週間)
- 1本あたりコスト: 約104円(交換用シリンダー2,380円で計算)
1日2本(強炭酸)の場合:約10日
使用条件は同上。
- 作成可能本数: 22本
- 使用期間: 11日
- 1本あたりコスト: 約108円
ガス使用量の実測値
デジタルスケールで重量を測定しました。
| プッシュ回数 | 減少重量 | 用途 |
|---|---|---|
| 1回 | 約3g | 微炭酸 |
| 2回 | 約6g | 微炭酸~中炭酸 |
| 3回 | 約10g | 中炭酸 |
| 4回 | 約14g | 強炭酸 |
| 5回 | 約18g | 強炭酸 |
| 6回 | 約22g | 超強炭酸(非推奨) |
5回以降は1回あたりの増加重量が大きくなり、ガスの無駄が多いです。
「60Lで60本」は本当?公式数値の真実
公式の「60L」という表記は、ガスの体積を表しています。
計算方法
- 500ml炭酸水を60本作る場合
- 500ml × 60本 = 30L(水の量)
- これに炭酸ガスを溶かすため、約30Lのガスが必要
- 合計60L
ただし、これは微炭酸(1~2回プッシュ)で作った場合の理論値です。
強炭酸を作ると、ガスの消費量が2~3倍になるため、実際の本数は1/3程度になります。
ガス残量の確認方法
ガスシリンダーは透明ではないため、残量が分かりにくいですよね。
確認方法をご紹介します。
- デジタルスケールでシリンダーを測る
- 新品: 約1,200g(シリンダー本体800g+ガス400g)
- 半分: 約1,000g
- 空: 約800g
- 明らかに炭酸が弱くなる
- プッシュしても「プス」音が鳴らない
- 何回押しても炭酸にならない
- 新品: 「シュー」という勢いのある音
- 残量少: 「スー」という弱々しい音
強炭酸を作る「プス」音の正体と活用法
「プス」音を理解すると、強炭酸作りが格段に上手くなります。
「プス」音が鳴る理由
「プス」音とは: 炭酸ガスが水に溶けきれず、専用ボトル内の圧力が高まった時に、余分なガスが自動的に抜ける音です。
- プッシュすると、炭酸ガスが水に溶け込む
- 水に溶ける炭酸の量には限界がある(飽和状態)
- これ以上溶けないとボトル内の圧力が上がる
- 安全弁が働いて余分なガスが抜ける → 「プス」音
つまり、「プス」音は「もう十分炭酸が入っていますよ」というサインなのです。
何回「プス」音が鳴れば強炭酸?
プス音の回数と炭酸強度には明確な相関関係があります。
1回目のプス:基本の炭酸
- 炭酸強度: GV値 約4.0
- 用途: そのまま飲む炭酸水、シロップ割り
- プッシュ回数: 3~4回目で鳴る
この段階で市販の炭酸水と同程度の強さになります。
2~3回目のプス:強炭酸
- 炭酸強度: GV値 約4.5-5.0
- 用途: ハイボール、レモンサワー、強炭酸好きの方
- プッシュ回数: 4-5回目で鳴る
市販の強炭酸水(ウィルキンソン等)と同等レベルです。
4回目以降のプス:超強炭酸
- 炭酸強度: GV値 5.0以上
- 用途: 極限の刺激を求める方
- プッシュ回数: 6回目以降
この段階ではガスの無駄が非常に多く、コスパが悪いです。
また、水が溢れるリスクも高まります。
プス音2~3回で止めるのが、強炭酸とコスパのバランスが最も良いです。
プス音を聞き逃さないコツ
プス音は意外と小さく、聞き逃しやすいです。
コツ1: 静かな環境で作る
- テレビや音楽を消す
- キッチンの換気扇を止める
コツ2: 本体に耳を近づける
- ボタンを押す時に本体に耳を近づける
- プス音は本体から鳴る
コツ3: 振動を感じる
- プス音が鳴る時、本体が軽く振動する
- この振動を手で感じ取る
コツ4: プッシュ回数で管理
- 音が聞こえなくても、4~5回押せば強炭酸になる
- 回数管理が最も確実
プス音が鳴らない時の対処法
「何回押してもプス音が鳴らない」という場合、以下の原因が考えられます。
原因1: ガスシリンダーの残量が少ない → 解決策: 新しいシリンダーに交換
原因2: 水温が高い → 解決策: 水をしっかり冷やす(後述)
原因3: ノズルが水に届いていない → 解決策: 水位ラインまで水を入れる
原因4: ボトルの装着が不完全 → 解決策: カチッと音がするまで押し込む
原因5: ボトルが劣化している → 解決策: 新しいボトルに交換(使用期限2年)
プス音が鳴らない時は、まず水温とガス残量をチェックしましょう。
市販の強炭酸水レベルを再現する方法
「市販の強炭酸水と同じくらいの強さにしたい」という方向けに、具体的な再現方法をご紹介します。
ウィルキンソン強炭酸の再現
ウィルキンソンは日本で最も人気のある強炭酸水です。
必要なプッシュ回数
- 1Lボトルの場合: 4回(プス音1回)
- 500mlボトルの場合: 3~4回(プス音1回)
- 水を冷蔵庫で十分に冷やす(5℃以下)
- 専用ボトルの水位ラインまで水を入れる
- 1秒プッシュを4回(間隔3秒)
- 最後の1回で「プス」音が鳴ればOK
水温と時間
最適水温: 3~5℃
- これより高いと炭酸が弱くなる
- これより低い(0~2℃)とさらに強炭酸に
冷却時間: 冷蔵庫で最低3時間、できれば一晩
別のペットボトルに水を入れて冷凍庫へ→専用ボトルに移す方法もあります。
VOXの再現
VOXは超強炭酸として知られています。
必要なプッシュ回数
- 1Lボトルの場合: 5-6回(プス音2-3回)
- 500mlボトルの場合: 4~5回(プス音2回)
- 水をキンキンに冷やす(0~3℃)
- 氷を2~3個入れてから専用ボトルに移す
- 1秒プッシュを5回(間隔3秒)
- プス音が2回鳴ればOK
- シェイクする(重要)
上級者向けシェイク技術
VOXレベルの超強炭酸を作るには、シェイク(振る)が効果的です。
- 炭酸注入後、ボトルを本体から外す
- ボトルのキャップをしっかり閉める
- 上下に20~30回振る
- 冷蔵庫で5分ほど落ち着かせる
振ることで炭酸ガスが水に溶け込みやすくなり、炭酸強度が約20%アップします。
振りすぎると開けた時に吹き出すので、ゆっくり開けましょう。
実際の飲み比べ結果
筆者が市販品とソーダストリームを飲み比べた結果です。
| ウィルキンソン | ソーダストリーム(4回) | |
| 炭酸強度 | ◎ | ◎ |
| 泡の細かさ | ◎(細かい) | ○(やや粗い) |
| 刺激の持続 | ○ | ◎(長持ち) |
| 味わい | 上品 | ワイルド |
炭酸の強さはほぼ同等ですが、ソーダストリームの方が泡が粗く、ワイルドな刺激があります。
これが「市販品より美味しい」という人が多い理由です。
| VOX | ソーダストリーム(5回+シェイク) | |
|---|---|---|
| 炭酸強度 | ◎◎ | ◎◎ |
| 泡の細かさ | ◎ | ○ |
| 刺激の持続 | ◎ | ◎ |
| 味わい | 痛いほどの刺激 | 同等の刺激 |
シェイクを加えれば、VOXと同等レベルの超強炭酸が作れます。
まずはウィルキンソンレベル(4回プッシュ)を目指し、慣れたらVOXレベル(5回+シェイク)に挑戦しましょう。
強炭酸が作れない7つの原因と解決策
「何回押しても炭酸が弱い」という悩みを解決します。
原因は大きく7つあります。
①水温が高い(最重要)
炭酸ガスは冷たい水の方が溶けやすい性質があります。
常温や温い水では、いくらガスを入れても炭酸が弱くなります。
最適水温: 0~5℃
- 5℃: ウィルキンソンレベル
- 3℃: より強炭酸
- 0℃: 超強炭酸(VOXレベル)
水温を20℃から5℃に下げるだけで、炭酸強度が約40%アップします。
②ノズルが水に届いていない
炭酸ガスを注入するノズルが水面に届いていないと、ガスが空気中に逃げてしまい、炭酸が入りません。
ノズルが水に届くだけで、プッシュ回数が半分で済みます。
③ガスシリンダーが古い・残量不足
ガスシリンダーの残量が少ないと、ガスの圧力が弱まり、炭酸が入りにくくなります。
「まだ少しは出るから使える」と思いがちですが、残量が少ないと強炭酸は作れません。
ガスシリンダーは常に予備を1本持っておくと安心です。
④ボトルの装着が不完全
専用ボトルが本体にしっかり装着されていないと、ガスが漏れて炭酸が入りません。
⑤プッシュ間隔が短すぎる
連続で素早くプッシュすると、ガスが水に溶ける時間がなく、無駄になります。
最適な間隔: 各プッシュの間に3秒空ける
「早く作りたい」と焦って、1秒間隔で連打すると失敗してしまうので注意しましょう!
⑥ボトルが劣化している
専用ボトルの使用期限は製造から2年です。
期限を過ぎると、ボトル内で圧力が保てなくなり、炭酸が入りにくくなります。
期限切れボトルは破裂の危険があるため、絶対に使用しないでください。
ボトルの寿命についてはこちらも参考にしてみて下さい▼
⑦本体の不具合
本体の内部パーツが劣化・故障していると、ガスが正常に注入されません。
定期的にノズル周りを掃除し、清潔に保ちましょう。
上記①~⑥を試しても改善しない場合は、⑦本体の不具合を疑いましょう。
ガスを無駄にしない5つの節約テクニック
ガスシリンダー代を節約する実践的なテクニックをご紹介します。
①水温管理で30%節約する方法
前述の通り、水温は炭酸の溶けやすさに直結します。
適切な水温管理で、ガス消費量を約30%削減できます。
ペットボトル冷凍術
- 市販のペットボトル(500ml)に水道水を8割まで入れる
- 冷凍庫に入れて2~3時間(半分凍る状態)
- 氷と水が混ざった状態で専用ボトルに移す
- 水温0~2℃の超冷水が完成
- 専用ボトルを冷凍庫に入れなくて良い(劣化防止)
- 必要な時にすぐ使える
- 水温が0℃に近く、最強の炭酸が作れる
ペットボトルは満タンにすると破裂するため、8割までにしましょう。
氷の最適な量
冷蔵庫で冷やした水に氷を入れる場合の最適量です。
- 1Lボトルの場合: 氷3-4個(約100g)
- 500mlボトルの場合: 氷2-3個(約50g)
氷を入れすぎると水位が上がり、溢れる原因になります。
水温を20℃から5℃に下げると、同じプッシュ回数でGV値が約30%アップします。
つまり、3回プッシュで4回分の炭酸強度になるため、ガス消費量が25%削減できます。
②「追い炭酸」でガスを最大活用
追い炭酸とは、作った炭酸水の炭酸が抜けてきたら、再度炭酸を注入することです。
追い炭酸のタイミング
最適タイミング: 作ってから4~6時間後
- 作りたて:炭酸強度100%
- 2時間後:炭酸強度80%
- 4時間後:炭酸強度60% ← 追い炭酸のタイミング
- 6時間後:炭酸強度40%
- 8時間後:炭酸強度20%
- 炭酸が抜けた炭酸水を専用ボトルに戻す
- 水位が減っていたら水を足す
- 2~3回プッシュ(新規の半分)
- 強炭酸が復活
何回まで追加可能?
推奨: 2回まで
- 1回目の追い炭酸:ほぼ元の強度に戻る
- 2回目の追い炭酸:やや弱いが十分飲める
- 3回目以降:効果が薄い
追い炭酸を活用すると、実質的な作成本数が1.5倍になります(20本→30本)。
追い炭酸を繰り返すと、水の味が変わる(炭酸臭がつく)ため、2回までにしましょう。
③プッシュの間隔を3秒空ける
前述の通り、プッシュ間隔を空けることで、ガスが水に効率よく溶けます。
炭酸ガスが水に溶けるには、約2~3秒の時間が必要です。
連打すると溶ける前に次のガスが入り、無駄になります。
最適な間隔: 3秒
- 1秒プッシュ
- 心の中で「いち、に、さん」と数える
- 1秒プッシュ
- 繰り返し
間隔を空けると、同じ炭酸強度を1回少ないプッシュで実現できます(5回→4回)。
これで約20%のガス節約になります。
④ノズルの位置を最適化
ノズルが水にしっかり届くことで、ガスの無駄を防ぎます。
最適な水量
- 1Lボトル:水位ラインぴったり(約850ml)
- 500mlボトル:ノズルが届く量(約450ml)
- 水が少なすぎ:ノズルが空気中でガスを放出
- 水が多すぎ:溢れる
ボトルを本体にセットして、横から見てノズルが水に浸かっているか確認します。
ノズル位置の最適化だけで、プッシュ回数が半分で済むこともありますよ。
⑤シェイクで炭酸溶解率UP
炭酸注入後にボトルを振ることで、ガスが水に溶けやすくなります。
シェイクの回数と方法
推奨回数: 20~30回
- 炭酸注入後、ボトルを本体から外す
- キャップをしっかり閉める
- ボトルを上下に振る(勢いよく)
- 20~30回繰り返す
- 冷蔵庫で5分落ち着かせる
振った直後に開けると吹き出すので、必ず5分待ちましょう。
注意点
- 炭酸強度が約20%アップ
- 同じ炭酸強度を少ないプッシュで実現
- 手間がかかる
- 吹き出すリスク
- ボトルの劣化が早まる可能性
この方法は、特別に強い炭酸が欲しい時だけ使う裏技として活用しましょう。
用途別の最適プッシュ回数
飲み方によって、最適なプッシュ回数は異なります。
用途別にご紹介します。
ハイボール用(氷入り想定)
推奨プッシュ回数: 5-6回(プス音2-3回)
ハイボールは氷を入れるため、氷が溶けると炭酸が薄まります。
最初から強めの炭酸にしておくことで、最後まで美味しく飲めます。
- 炭酸強度5回プッシュ:氷が溶けて30分後でもしっかり炭酸を感じる
- 炭酸強度4回プッシュ:20分後には炭酸が弱くなる
ウイスキーとの比率は、ウイスキー:炭酸水3~4が黄金比。
炭酸水を氷に直接かけず、グラスの縁からそっと注ぐと炭酸が飛びにくいです。
レモンサワー・チューハイ用
推奨プッシュ回数: 4-5回(プス音1-2回)
柑橘の酸味があるため、炭酸が強すぎると刺激が強すぎます。
適度な強さがベストです。
レモン果汁との比率は、レモン果汁1:炭酸水4が目安。
レモン果汁を先に入れてから、炭酸水をゆっくり注ぐと泡立ちませんよ。
そのまま飲む用
推奨プッシュ回数: 3~4回(プス音1回)
食事中や日常的に飲む場合、強すぎると飲みにくいです。
ウィルキンソンと同程度の強さが飲みやすいです。
おすすめはプス音が1回鳴ったら止めること。
水温は5℃前後が飲みやすいですよ。
シロップ割り用
推奨プッシュ回数: 2-3回(プス音なし-1回)
シロップを入れると泡立つため、炭酸が弱めの方が作りやすいです。
また、シロップの甘さを引き立てるには適度な炭酸が良いです。
- まず炭酸水を作る(2~3回プッシュ)
- グラスに炭酸水を注ぐ
- シロップを後から加える(先に入れると泡立つ)
- 軽く混ぜる
シロップの量は炭酸水200mlにシロップ大さじ1~2が目安です。
料理用(炊飯・天ぷら)
推奨プッシュ回数: 1~2回(微炭酸)
料理用は炭酸の強さよりも、コスパ重視です。
微炭酸で十分効果があります。
炊飯の場合
- お米2合に対して炭酸水200ml(微炭酸)
- 効果:ご飯がふっくら炊ける
天ぷらの場合
- 衣に炭酸水を使う(微炭酸)
- 効果:サクサクの食感になる
料理用は古くなった炭酸水(炭酸が抜けかけ)でもOKです。
用途に応じてプッシュ回数を使い分けることで、ガスの無駄を防ぎ、最適な味わいを楽しめます。
強炭酸1本あたりのコスト
実際のコストを計算してみましょう。
ガスシリンダー代から計算
新規購入:約150円/本
- 新規ガスシリンダー:3,500円(税込)
- 強炭酸作成可能本数:約23本
- 1本あたり:3,500円÷23本=約152円
新規購入は高いため、交換用を使うのが基本です。
交換用:約100円/本
- 交換用ガスシリンダー:2,380円(税込)
- 強炭酸作成可能本数:約23本
- 1本あたり:2,380円÷23本=約103円
これが実際のコストです。
さらに水温管理や追い炭酸を活用して30本作れるようになれば、1本あたり約79円になります。
市販強炭酸水との比較
市販の強炭酸水(ウィルキンソン500ml)と比較してみましょう。
ウィルキンソン500ml:約100円
- スーパーの価格: 1本約100円(まとめ買いで90円程度)
- 年間コスト(毎日1本):100円×365日=36,500円
損益分岐点の計算
ソーダストリーム初期費用
- 本体(TERRA):14,850円
- ガスシリンダー:0円(スターターセットに付属)
- 合計:14,850円
ランニングコスト(毎日1本・強炭酸)
- 1本あたり103円(交換用シリンダー)
- 年間:103円×365日=37,595円
あれ?市販品と同じくらい?
実は、強炭酸を作ると市販品とコストがほぼ同等になります。
ただし、以下のメリットがあります。
- ペットボトルゴミが出ない
- 買い物の手間がゼロ
- 好きな時に作れる
- 追い炭酸で鮮度が保てる
- 炭酸の強さを調整できる
- 節約テクニックでさらに安くなる
節約テクニックを使って1本79円にすれば、年間約8,000円の節約になります。
使用頻度別の月間コスト
| ソーダストリーム | 市販品(ウィルキンソン) | |
| 毎日1本 |
|
100円×30日=3,000円/月 |
| 毎日2本 |
|
100円×60日=6,000円/月 |
通常使用だとほぼ同コストですが、節約テクニックを使えば年間約8,600円~17,000円の節約になります。
長期的なコストメリット
5年間の総コスト(毎日1本・強炭酸)
| 項目 | 市販品 | ソーダストリーム(通常) | ソーダストリーム(節約) |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 15,000円 | 15,000円 |
| 年間コスト | 36,500円 | 37,595円 | 28,835円 |
| 5年総額 | 182,500円 | 202,975円 | 159,175円 |
| 差額 | – | +20,475円 | -23,325円 |
節約テクニックを使えば、5年で約2.3万円お得になります。
- ペットボトルゴミ:年間365本削減
- 買い物の手間:年間約12回(月1回)の買い物が不要
- 冷蔵庫のスペース:炭酸水の保管場所が不要
強炭酸でも、節約テクニックを使えばしっかりコストメリットが出ます
水温管理と追い炭酸を実践しましょう。
強炭酸の鮮度を保つ保存方法
作った強炭酸水を無駄なく楽しむための保存方法です。
炭酸が抜けるまでの時間
炭酸は時間とともに抜けていきます。
開封後(キャップを開けた場合)
- 直後:炭酸強度100%
- 1時間後:約80%
- 3時間後:約50%
- 6時間後:約30% ← 追い炭酸推奨
- 12時間後:約10%
- 24時間後:ほぼ0%
未開封(キャップをしたまま冷蔵保存)
- 直後:100%
- 6時間後:約90%
- 12時間後:約80%
- 24時間後:約70%
- 48時間後:約50% ← 追い炭酸推奨
- 72時間後:約30%
作ったらできるだけ早く飲むのがベストです。
保存する場合は未開封で冷蔵庫へ。
冷蔵保存の重要性
炭酸は温度が高いと抜けやすくなります。
- 冷蔵保存(5℃): 炭酸の抜けるスピードが遅い
- 常温保存(20℃): 炭酸の抜けるスピードが約3倍速い
保存する場合は必ず冷蔵庫へ入れましょう。
追い炭酸のベストタイミング
追い炭酸をするタイミングで、復活具合が変わります。
ベストタイミング: 炭酸強度が50~60%に下がった時
- 作って24時間後(未開封・冷蔵):炭酸強度70% → 追い炭酸2回で90%に復活
- 作って48時間後(未開封・冷蔵):炭酸強度50% → 追い炭酸3回で80%に復活
- 作って開封後6時間:炭酸強度30% → 追い炭酸4回で70%に復活
コツ
- 完全に抜ける前に追い炭酸する
- 水位が減っていたら水を足す
- 新規作成の半分のプッシュ回数でOK
炭酸キャップの活用
市販の「炭酸キャップ」を使うと、さらに炭酸が長持ちします。
炭酸キャップとはペットボトル用のキャップで、内部の圧力を高めて炭酸を閉じ込める製品です。
(2026/03/09 11:46:31時点 楽天市場調べ-詳細)
効果
- 通常キャップ:24時間後70%
- 炭酸キャップ:24時間後85%
ソーダストリームの専用ボトルには使えないため、別のペットボトルに移す必要があります。
作った炭酸水を飲みきれない場合は、炭酸対応のペットボトルに移して炭酸キャップで保存すると良いです。
とはいえ作った炭酸水は当日中に飲み切るのがベスト。
保存する場合は未開封で冷蔵庫へ保存して、48時間以内に追い炭酸で復活させましょう。
よくある質問(FAQ)
購入前・使用中によく聞かれる質問にお答えします。
Q1: 強炭酸を作るとガスシリンダーは何回分減る?
A: 強炭酸(4-5回プッシュ)を作ると、60Lガスシリンダー1本で約20-25本作れます。
1回強炭酸を作るごとに、ガスシリンダーの重量が約15~20g減ります。新品のシリンダー(約1,200g)から、空(約800g)になるまで、約400g分のガスが入っています。
計算: 400g ÷ 18g = 約22本
実際は水温管理などで25本まで増やせます。
通常炭酸(2-3回プッシュ)なら約40-50本作れます。
Q2: プス音は何回鳴らせばいい?
A: プス音が2回鳴れば、市販の強炭酸水(ウィルキンソン等)と同等レベルの強炭酸になります。
- 1回目のプス音:標準的な強炭酸(GV値4.0)
- 2回目のプス音:かなり強い炭酸(GV値4.5~5.0)
- 3回目以降:超強炭酸ですが、ガスの無駄が多い
推奨はプス音2回で止めることです。
これが強炭酸とコスパのバランスが最も良いです。
Q3: 押しすぎるとどうなる?
A: 押しすぎると、以下のリスクがあります。
- 水が溢れる: ボトル内の圧力が高まりすぎて、ボトルを外した瞬間に吹き出す
- ガスの無駄: 炭酸が飽和状態になると、それ以上押してもガスが水に溶けず、無駄に消費される
- 本体への負担: 過度な圧力が本体にかかり、故障の原因になる可能性
プス音が3回以上鳴ったら止めましょう。
それ以上押しても、炭酸はほとんど強くなりません。
Q4: ガスシリンダーの交換時期は?
A: 以下のサインが出たら交換時期です。
- 何回押しても炭酸が入らない
- プッシュ音が弱々しい(「スー」という音)
- 明らかに炭酸が弱い
- 重量が1,000g以下(デジタルスケールで測定)
強炭酸を毎日1本作る場合、約3週間で交換時期になります。予備のシリンダーを常に1本持っておくと安心です。
Q5: 電動モデルでも強炭酸は作れる?
A: はい、作れます。
電動モデル(E-TERRA/SOURCE POWER)の「強」ボタンを押すと、自動で6回ガスが注入され、強炭酸になります。
手動の4~5回プッシュとほぼ同等の強さです。
さらに強くしたい場合は、「強」ボタンを2回押す(追加注入)ことも可能ですが、水が溢れるリスクがあるため注意が必要です。
電動モデルは炭酸の強さが安定しており、失敗しにくいのがメリットです。
Q6: 500mlと1Lでプッシュ回数は違う?
A: はい、違います。
- 1Lボトル:4~5回(プス音2回)
- 500mlボトル:3-4回(プス音1-2回)
500mlボトルは水量が少ないため、1Lボトルより1回少なくてOKです。ただし、500mlボトルはノズルが水に届きにくいため、水位に注意が必要です。
Q7: 市販の強炭酸水より強くできる?
A: はい、できます。
ソーダストリームでプス音2~3回+シェイク(30回)を組み合わせると、市販の強炭酸水(ウィルキンソン、VOX等)と同等か、それ以上の強炭酸を作れます。
特にシェイクを加えると、GV値5.0以上の超強炭酸になります。ただし、ガス消費量が多くなるため、コスパは悪くなります。
日常使いはプス音2回、特別な時にシェイクを加える、という使い分けがおすすめです。
Q8: シェイクは本当に効果がある?
A: はい、効果があります。
シェイク(20~30回)を加えると、炭酸強度が約20%アップします。これは、振ることで炭酸ガスが水に溶け込みやすくなるためです。
ただし、以下の注意点があります
- 振った直後に開けると吹き出すため、5分待つ
- ボトルの劣化が早まる可能性がある
- 手間がかかる
効果はありますが、毎回やるのは大変なので、特別に強い炭酸が欲しい時だけ使う裏技として活用しましょう。
まとめ:ソーダストリームで強炭酸ライフを満喫しよう
最後に、強炭酸を賢く楽しむためのポイントを整理します。
機種別・ボトルサイズ別の最適プッシュ回数
| 機種 | 1Lボトル | 500mlボトル |
|---|---|---|
| 手動モデル | 4~5回 | 3~4回 |
| 電動モデル | 「強」ボタン1回 | 「強」ボタン1回 |
炭酸を注入する際にプス音が2回鳴れば強炭酸になっています。
それ以上押してもガスの無駄なので注意しましょう。
コストを抑える3つのポイントは以下にまとめます。
①水温管理を徹底
- ペットボトル冷凍術を活用
- 氷を2~3個入れる
- 効果:ガス消費量30%削減
②追い炭酸を活用
- 24~48時間以内に追い炭酸
- 実質的な作成本数が1.5倍に
- 効果:シリンダー1本で30本作成可能
③プッシュ間隔を空ける
- 各プッシュの間に3秒
- ガスが効率よく溶ける
- 効果:同じ炭酸強度を1回少ないプッシュで実現
これらを実践するとガスシリンダー1本で20本→30本に増え、1本あたり103円→79円になります。年間約8,600円の節約です。
ソーダストリームで強炭酸を作るのは、慣れれば簡単です。
機種別の最適プッシュ回数(手動で4~5回、電動で「強」ボタン)を守り、水温管理をしっかりすれば、市販の強炭酸水と同等か、それ以上の強炭酸が作れます。
ガスシリンダー1本で約20~25本(節約すれば30本)作れるので、コストを抑える3つのポイント(水温管理、追い炭酸、プッシュ間隔)を実践すれば、年間約8,600円の節約になります。
毎日の生活で節約しながら強炭酸を楽しみましょう!
