強炭酸好き必見!
ソーダストリームを8年以上愛用している私が、市販品レベルの強炭酸を自宅で作る方法を完全解説します。
「ソーダストリームで作った炭酸水が物足りない…」
「もっと刺激的な強炭酸が飲みたい!」
「何回分作れるの?コスパは本当にいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、実際に8年間使い続けてわかった強炭酸作りの秘訣をお教えします。
まずはソーダストリームがどんなものかチェックしたい方はこちらから♪
強炭酸の作り方|基本手順を徹底解説

強炭酸を作るには、6つの基本ステップを正確に守ることが重要です。
初めての方でも失敗しないよう、各工程を詳しく解説していきますね。
- ステップ1:冷たい水を準備する
- ステップ2:適正水量でボトルに入れる
- ステップ3:本体にしっかりセットする
- ステップ4:プッシュ回数とタイミングを守る
- ステップ5:完成の合図を聞き逃さない
ステップ1:冷たい水を準備する(最重要!)
強炭酸を作る上で最も重要なのが水温管理です。
冷たい水ほどCO2の溶解度が高まるため、このステップを怠ると炭酸濃度が大幅に低下してしまいます。
理想的な水温は4〜8℃
専用ボトルに水を入れたら、冷蔵庫で最低2時間以上冷却してください。
科学的には、水温が10℃下がるごとにガス溶解量は約1.5倍増加します。
常温(20〜25℃)の水では、炭酸ガス注入時にすぐ気化してしまい、炭酸保持力が著しく低下するのです。
使用する水の種類
以下の水が適しています。
- 水道水:そのまま使用可能
- 浄水:カルキ臭が気になる方におすすめ
- ミネラルウォーター(軟水):まろやかな味わいに
硬水は炭酸との相性が悪いため避けましょう。
冷却時間の目安と温度管理
500mlの専用ボトルなら冷蔵庫で2〜3時間、1Lなら3〜4時間が目安となります。
急ぐ場合は冷水に氷を加えて15分程度冷やす方法も有効です。
温度計で確認し、5℃以下になっていることを確認してから使用すると失敗がありません。
冷えた状態で炭酸ガス注入すれば、市販の強炭酸水に匹敵する炭酸濃度を実現できるでしょう。
ステップ2:適切な水量でボトルに入れる
適正水量を守ることは、強炭酸を作る上で水温の次に重要なポイントです。
水を入れすぎると炭酸濃度が低下し、少なすぎるとガス効率が悪化してしまいます。
水位ラインを必ず確認する
専用ボトルには必ずMAX線が記載されているので、この水位ラインを超えないよう注意してください。
過充填するとヘッドスペース(水面とノズルの間の空間容量)が不足し、CO2注入時にガス圧が不安定になります。
容量別の適正水量
ボトルの種類によって適正水量が異なります。
- 500mlボトル:MAX線まで(約450ml)
- 1Lボトル:MAX線まで(約850ml)
MAX線の数mm下で止めるのが、最も注入効率が良い水量です。
適正水量を守るべき理由
水が多すぎると、ガスシリンダーから注入されるCO2が水に十分溶け込めず気化してしまいます。
逆に少なすぎると、1回あたりのコストパフォーマンスが悪化するでしょう。
適正水量を守れば、ガス効率が最大化され1本のガスシリンダーで規定通りの回数(約60L分)を作ることができます。
強炭酸を安定して作るためにも、毎回水位ラインをチェックする習慣をつけましょう。
ステップ3:本体にしっかりセットする
専用ボトルを本体に正しくセットしないと、ガス漏れが発生して強炭酸が作れません。
回転式の機種では、ボトルを本体に差し込んだ後、「カチッ」と音がするまで時計回りに回してください。
スナップロック式の場合は、上から押し込んでロックレバーを倒します。
この音や感触が、密閉状態の確認サインです。
また、ガス注入口とボトルのセット位置が正確に合っていないと、CO2注入効率が低下します。
ノズルがボトル口の中央に来るよう、斜め挿入せず垂直に装着してください。
接続部のシール部分がしっかり接触することで、ガス圧が適切に伝わります。
セット時、正しく装着できているか以下をチェックしましょう!
- ボトルが本体からグラつかない
- ロック機構が完全に作動している
- ノズルが水面近くに位置している
不完全な固定のまま炭酸ガス注入すると、ボトルが外れる危険性があります。
毎回確実にセットすることで、安全かつ効率的に強炭酸を作ることができるでしょう。
ステップ4:プッシュ回数とタイミングを守る
強炭酸を作るには、プッシュ回数とインターバルの取り方が最も重要です。
焦って連続プッシュすると炭酸濃度が上がらないため、正しい手順を守りましょう。
強炭酸に必要なプッシュ回数は5〜7回
手動式の場合、ボタンを「プシュッ」と音がするまで押し続けてください。
この音がCO2が水に溶解している合図です。
強炭酸を作るには合計5〜7回のプッシュが必要で、3回以下では微炭酸にしかなりません。
インターバルは2〜3秒が理想
各プッシュの間に必ず2〜3秒の休止時間を取ってください。
この間にガス圧が安定し、炭酸ガス注入された CO2が水全体に均一に溶けていきます。
連続プッシュすると気化が進み、GV(ガスボリューム:炭酸の溶解量を示す単位)が上がりません。
正しい注入タイミングの流れ
以下の手順で炭酸ガス注入を行います。
- ボタンを押し続け「プシュッ」音を待つ
- 手を離して2〜3秒待つ
- 再度プッシュする
- 5〜7回繰り返す
7回プッシュしても音が鳴らなくなったら、飽和状態(水がこれ以上CO2を溶かせない状態)のサインです。
それ以上プッシュしてもガスシリンダーを無駄に消費するだけなので、この時点で完成となります。
ステップ5:「プシュッ」という音の目安を知る
「プシュッ」という音は、CO2溶解が正常に行われているサインです。
この音を正しく理解することで、適正注入ができているか判断できます。
正常なプシュッ音の特徴
ガス放出音は「プシュッ」または「シュー」という短い音が理想的。
音の長さは0.5〜1秒程度で、明確に聞こえるのが正常な状態といえるでしょう。
音の強さは毎回ほぼ同じで、炭酸ガス注入されるたびに一定のリズムで鳴ります。
音の変化で分かる炭酸濃度
プッシュ回数が増えるにつれて音の変化が現れます。
- 1〜3回目:「プシュッ」と明瞭な音
- 4〜6回目:やや弱くなるが音は鳴る
- 7回目以降:音が短くなる、または鳴らない
音が鳴らなくなったら飽和状態(水が溶解限界に達した状態)の注入完了サインです。
音が鳴らない場合の対処法
最初から音が鳴らない場合は、以下の原因が考えられます。
- 水温が高すぎる(常温になっている)
- ガスシリンダーが空に近い
- ボトルの装着が不完全
ボタン押下時に全く音がしない場合は、一度ボトルを外して再セットしてください。
それでも改善しない場合は、ガス圧が低下している可能性があるため、ガスシリンダーの交換を検討しましょう。
ステップ6:強炭酸の完成
炭酸ガス注入が完了したら、炭酸抜けを防ぐ正しい手順で取り出しましょう。
完成直後の対応が、強炭酸を最大限楽しむポイントです。
ボトルの正しい取り外し方
ロック解除は反時計回りに回すか、レバーを上げて行います。
この時、専用ボトルを急激に傾けないよう注意してください。
CO2が溶け込んだ直後は炭酸濃度が最も高く、揺らすと気泡が一気に発生して炭酸抜けが進んでしまいます。
完成した強炭酸の確認方法
キャップを開けた瞬間の「プシュッ」という音と、シュワシュワ感が強炭酸の証です。
正しく作れていれば、市販炭酸水のウィルキンソンと同等以上のGV(ガスボリューム:炭酸の溶解量を示す単位)を実感できるでしょう。
炭酸強度は触感でも確認できます。
グラスに注いだ時の気泡の細かさと持続性が強炭酸の特徴です。
飲み頃と保存のポイント
完成直後が最も飲み頃で、即飲用することをおすすめします。すぐに飲まない場合は、以下の保存方法を守ってください。
- キャップをしっかり締めて密閉保存
- 冷蔵庫で保管(炭酸保持力が向上)
- 24時間以内に飲み切る
常温保管や開閉を繰り返すと炭酸抜けが加速するため、作りたてを楽しむのが最高の贅沢といえます。
ソーダストリームでの強炭酸の作り方3つの重要ポイント

ソーダストリームで強炭酸を作るには、3つの重要ポイントを押さえることで誰でも失敗なく作れます。
これらのコツを実践すれば、市販の強炭酸水に匹敵する炭酸濃度を実現できるでしょう。
ソーダストリームで市販品並みの強炭酸を作るポイントは以下の3つです。
- 冷たい水を使う(5℃以下推奨)
- プッシュ回数は5〜7回、インターバルを取る
- 適正水量とノズル位置を確認
この方法で、市販の強炭酸水と同等レベルの炭酸水が作れます。
さらに、1本あたりのコストは約20円という驚きの安さが魅力です!
ソーダストリームで強炭酸を作るための重要ポイント3つについてそれぞれ説明していきますね!
1. 冷たい水で作る(最重要!)

強炭酸作りで最も重要なのが水温です。
というのも、二酸化炭素の溶解度は水温に大きく左右されるから。
常温の水では炭酸ガス注入時にすぐ気化してしまい、炭酸保持力が大幅に低下してしまいます。
冷たい水ほど二酸化炭素が溶けやすく、より強い炭酸水が作れます。
水温別CO2溶解度一覧表
| 水温 | CO2溶解度 | 溶解度比較(40℃を基準) |
|---|---|---|
| 0℃ | 約3.3g/L | 約3.3倍 |
| 5℃ | 約2.8g/L | 約2.8倍 |
| 20℃ | 約1.7g/L | 約1.7倍 |
| 40℃ | 約1.0g/L | 基準値 |
ポイント: 水温が15℃下がるごとに、CO2溶解度が約1.5~2倍になります!
公式サイトでも推奨されているように、ソーダストリームで強炭酸を作りたい場合は、やはり5℃以下に冷やした水を使うのがベストですね!
実践的な冷水の作り方
- 専用ボトルを冷蔵庫で一晩冷やす
- 氷を2~3個入れてから水を注ぐ
- 冷蔵庫で冷やした水をそのまま使用
専用ボトルの耐熱・耐冷温度は1℃~50℃なので、氷を入れても問題ありません。
(※参考:公式サイト)
実際に常温の水で作った炭酸水と、氷入り冷水で作った炭酸水を飲み比べてみると、明らかに後者の方が刺激的で強い炭酸感を楽しめます。
2. プッシュ回数とタイミングのコツ

炭酸の強さ別プッシュ回数目安
- 微炭酸 :1プッシュ
- 通常の炭酸水:2プッシュ
- 強炭酸水 :3~4プッシュ
- 超強炭酸水 :5~7プッシュ
- 1回につき1~2秒間しっかり押す
- 各プッシュ間に2~3秒の間隔をあける
- 「ブーブー」という音が鳴ったら適正な炭酸量のサイン
わが家のソーダストリーム ジェネシスV2では、通常の炭酸の場合2プッシュで「ブーブー」という音が鳴ります。
強炭酸を作る場合は、この音が鳴った後にさらに1~2回プッシュします。
プッシュしすぎると炭酸ガスが無駄になり、コスパが悪くなります。
最初は3回から始めて、お好みに合わせてプッシュ回数を増やしていき調整してみてくださいね!
3. 適切な水量とノズル位置を確認

ノズルの位置が炭酸の強さを左右します。
- ノズルが完全に水に浸かる量
- 専用ボトルの目盛りより少し多め
- 多すぎると使用時に水が溢れる
水量による違い
- 水量不足:ノズルが水面に届かず、炭酸が弱くなる
- 適正量:効率的に二酸化炭素が溶解
- 過多:取り外し時に水が飛び散る
最初の頃、水量を少なくして使っていたところ、何度プッシュしても期待する強炭酸にならず、ガスシリンダーの消費が早くなってしまいました。
適切な水量にしてからは、少ないプッシュ回数でも十分な強炭酸が作れるようになったので、参考にしてみてくださいね!
ソーダストリーム強炭酸のコスパを徹底検証
強炭酸を自宅で作る場合、市販炭酸水と比べてどれだけお得なのか気になる方も多いでしょう。
実際の数字をもとに、コストパフォーマンスを詳しく検証します。
ガスシリンダー1本で何回作れる?
ガスシリンダー1本で作れる回数は、炭酸強度によって大きく変わります。
規定容量は約60Lですが、プッシュ回数次第で実使用回数が変動するのです。
ガスシリンダー1本(60L用)で作れる回数
- 通常炭酸(3回プッシュ):約120回分
- 強炭酸(4〜5回プッシュ):約80〜100回分
- 超強炭酸(5〜7回プッシュ):約60〜80回分
上記は500mlボトル換算ですが、1Lボトルの場合それぞれ半分の60回分、40〜50回分、30〜40回分となります。
強炭酸でも十分なガス効率
強炭酸を作る場合でも、適正使用すれば500mlボトルで約60〜80回分は確実に作れます。
毎日500ml飲む場合、1本のガスシリンダーで約2〜3ヶ月持つ計算。
過剰注入を避け、5〜7回のプッシュ回数を守ることでガス効率が最大化されるでしょう。
交換時期の目安
使用頻度別の交換時期は以下の通りです。
- 毎日500ml:2〜3ヶ月
- 週3〜4回500ml:4〜6ヶ月
- 週1〜2回500ml:6〜12ヶ月
残量は音で判断でき、プッシュしても音が鳴らなくなったら交換のサインといえます。
適正使用を心がければ、規定容量通りの回数を作ることができます。
わが家では毎日2~3本の強炭酸水を消費していますが、ガスシリンダーは約1.5ヶ月持ちます。
市販品を購入していた頃と比べて、月約4,000円の節約になっています。
強炭酸をもっと美味しく楽しむ上級テクニック
強炭酸をもっと美味しく楽しむためのテクニックについても解説していきます!
水質による味の違い
おすすめの水:
- 軟水:すっきりとした口当たり
- 硬水:ミネラル感のあるしっかりとした味
- 浄水器の水:クセのないクリアな味
私のおすすめ:
浄水器を通した水を使用すると、カルキ臭がなくなり、炭酸の刺激がより際立ちます。
フレーバー炭酸水の作り方
強炭酸ができたら、お好みでフレーバーを追加してみましょう:
天然素材で作るフレーバー炭酸:
- レモン汁:数滴垂らすだけで爽やか
- ライム:より刺激的な柑橘系
- ミント:清涼感アップ
- 生姜:大人の味わい
ソーダストリーム専用シロップ:
公式シロップなら、強炭酸との相性も抜群で、カフェレベルの炭酸飲料が楽しめます。
よくある失敗例と対処法
炭酸が弱い場合の原因と対策
原因1:水温が高い
→対策:冷蔵庫で十分に冷やす
原因2:プッシュ不足
→対策:「ブーブー」音の後、さらに1~2回プッシュ
原因3:ノズルが水に届いていない
→対策:水量を適正レベルまで増やす
ガスの消費が早い場合
原因:プッシュしすぎ
→対策:音が鳴ったら適度に止める
原因:古いガスシリンダー
→対策:定期的な交換(約2~3ヶ月に1回)
まとめ:ソーダストリームで強炭酸ライフを満喫しよう
ソーダストリームなら、市販品以上の強炭酸水を驚異的なコストパフォーマンスで楽しめます。
強炭酸作りの3つのコツ(再確認):
- 冷たい水を使う(5℃以下推奨)
- 3~4回しっかりプッシュ
- ノズルが水面にしっかり浸かるよう水量調整
ソーダストリームの魅力:
- 年間約30,000円以上の節約
- いつでも新鮮な強炭酸水
- プラスチックごみの削減で環境にも優しい
- お好みの炭酸強度に調整可能
これからソーダストリームを始める方も、すでにお使いの方も、この記事の方法で理想的な強炭酸水作りを楽しんでくださいね。
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